2008 ダブルファイナル参戦記 page4

 機材トラブルのため、機材変更の上1時間以上遅れての出発となった全日空伊丹発成田便で成田に到着したY氏から、「スカイライナーで船橋まで向かった後、歩くのも馬鹿らしいのでタクシーで競馬場に向かう」との連絡が。席章を預かっているので、5レースはパスしてお出迎えに下へと下ります。(ちなみに、Y氏が利用したANA2176便は通常国際線機材を使用し、プレミアムクラスを利用すると国際線ファーストクラスの席を体験することが出来てしまうことで有名な便で(普通席でも前方の席を指定するとビジネスクラスの席を利用できてしまう乗りドクな便です)、彼がわざわざこの便を利用したのもそれが目的だった訳ですが、大幅に遅れるわ機材変更で通常のプレミアムクラスのシートになってしまうわで、踏んだり蹴ったりの気の毒な結果となってしまいました)

調教師面会室

 馬主席エリアの一角にあった「調教師面会室」。簡単に仕切っただけの部屋ですが、中には革張りのソファが置かれているのが見られました。


GⅠ競走の下見所について

 「GⅠ競走の下見所について」と題したこのお知らせ。「GⅠでは演出のため、出走馬関係者にパドック内に入っていただくようになったものの、人数が多いために安全面に問題が生じ、観客からも見えにくいと苦情が出ているので、関係者以外は入らないで下さい」というお達しでした。

 とは言え、出走馬関係者以外であの中に入っている人っているんでしょうか?


プリサイスマシーン

 そろそろ到着するかと思い下に下りてみたものの、Y氏からは渋滞でなかなか進まないという連絡が。もうしばらく時間がかかりそうなので、けやき公苑へと寄ってみました。

 けやき公苑では乗馬の展示が行なわれていて、画像はその内の1頭、名前をプリサイスマシーンといいます。

 ・・・びっくりしました。まさかプリサイスマシーンに出会うとは。短距離を中心に芝・ダートを問わずに息の長い活躍を見せた馬ですが、中山競馬場で余生を過ごすこととなっていたとは全く知りませんでした。


5階コーヒーショップ

 12時半を過ぎた辺りで、ようやくY氏が到着。早速挨拶がてら5階のゴンドラエリアに上がり、コーヒーショップでコーヒーをいただきます。

 と、しばらくして隣のテーブルには競馬業界ではそれなりに有名な方が来店。改めてそういうエリアなんだな、と実感します。


銀座ライオンハンバーグランチ

 挨拶回りも終了し、「腹減った~」とのことで昼食を摂ることにしました。ちょうど7レースのホープフルSの出走馬がパドックを周回しているところで、とりあえず良さそうに見えた2番を頭に、相手を8番・10番の2頭に絞った三連単を適当に購入し、指定席エリア3階の銀座ライオンへとやって来ました。

 銀座ライオンはサッポロビール系のビアレストラン。管理人もY氏もお気に入りのお店で、驚くほどノド通りに引っ掛かりのないビールを供します。競馬場内のこのお店でも全く変わりないクオリティのビールが出てきました。画像のハンバーグランチ(1,000円)をアテ(?)に美味しくいただきます。

 なお、こちらのお店ではランチタイムにランチビール(400ml)250円のサービスを行なっているようで(注文した後に気付きました)、指定席を利用するビール好きの方は、絶対にここで昼食を摂るべきだと思います。


グッドラックハンデゴール前

 昼食前に適当に購入した三連単ですが、これがあっさりと的中(どんなレースだったかは謎)。配当は5,910円でしたが、三連単を2点で的中するのは気持ちの良いものです。

 その後の2鞍は、、、

  • 8レース 8-10の馬連・ワイド→シンガリと1着
  • 9レース 1・2・10番の三連単ボックスに1-10の馬連・ワイド→2番が1着、肝心の2頭は8着・5着

 いつもの調子に戻りつつ、いよいよ有馬記念の時を迎えます。


有馬記念パドック

 パドックに到着すると、既に出走馬が周回を重ねていました。ちなみに、今回管理人は狙い馬をエアシェイディ、この条件で一番強い馬はマツリダゴッホと考えており、基本的にこの二頭の馬連・ワイド一点で勝負するつもりだったので、パドックではその2頭の状態の確認を中心にするつもりでした。ダイワスカーレットには飛んでいただいて、ガッツリ儲けさせていただきましょう、とも思っておりました。


ダイワスカーレット

 で、パドックをパッと見て「アカン、この馬にやられるわ」とショックを受けたのがこの馬でした。当日、実際にパドックをご覧になった方の多くが同じような感想を持たれたのではないかと思います(やられる云々はともかく、良く見えるという意味で)。

 ダイワスカーレットを蹴飛ばす気マンマンだった管理人はこの時点で戦意喪失。東京大賞典もあることですし、あまりイレこまずにおくことにします。


エアシェイディ

 管理人の狙い馬がこちら。天皇賞で差の無い競馬、中山も問題無し、人気薄、と管理人が好む条件を満たしています。大分前になりますが、有馬でいい思いをさせてくれたダイワテキサスに似た印象がありました。

 普段、パドックでどのように見せる馬なのかは知らないのですが、悪くはないように見えます(多分に期待値が含まれております)。


マツリダゴッホ

 そして、一番強いと思っているのがこのマツリダゴッホ。JCでもこの馬から三連単を購入しており、直線を向いた時には「やった!」と思ったものですが、府中であれだけの競馬を見せてくれただけに、得意の中山に変わるここでは一番強いだろうと考えていました。

 こちらもなかなか良く見えます。とりあえず当初の予定通り6-10の馬連・ワイドは買いましょう。


スクリーンヒーロー

 アッと驚くJC制覇で一躍スターダムへとのし上がったのが8番のスクリーンヒーロー。管理人が前回有馬記念を観に来た時の勝馬、グラスワンダーの産駒ということで、なんだか感慨深いものがあります。

 画像では分かりにくいのですが、このパドックで上から見ると背中に汗をぐっしょりとかいており、今回は少々厳しいかな、と感じられました。


メイショウサムソン

 そして、このレースが引退レースとなるのがメイショウサムソン。感動のラストランを期待するファンも多かったようです。

 この馬のパドックはこれまで幾度となく見てきて、いつも良く見せる馬という印象があったのですが、今回は信じられないほど気配に乏しく感じられます。引退レースという先入観がそう見せるのかもしれませんが、それにしても馬券を買う気には全くなれない状態に思えました。


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