2009黒船賞 高知競馬場探訪記 page2
高松を出発して約5時間半、列車は高知駅へと滑り込んでいきますが、その高知駅が前回訪れた時とは全く異なる高架の綺麗な駅に生まれ変わっていて驚かされました。調べてみると、前回探訪時の2ヵ月後に新駅舎が開業したようで、恐らく大詰めを迎えていたであろう高架化工事に全く気付かなかった自分って一体。。。と思ってしまいます。
下車後とりあえず構内の売店で缶ビールを2本調達し、記憶にあるバスターミナルを目指して駅南側へと出てみますが、そこにあったはずのバスターミナルは跡形も無くなっています。無料送迎バスの発車時刻が迫っていた為に少々あせりつつ、見渡した感じ南側にはバスターミナルが無いようなので、逆の駅北側へと出てみました。
駅北側に出てみると、真新しいバスターミナルが広がっていました。新バスターミナルの供用は08年7月末からだったようですが、それに気付かずに当サイトの高知競馬場ページでは旧バスターミナルの情報を掲載し続けていたことを反省しつつ、無料バスを見つけたので急いで乗り込みます。
(当サイトに含まれる内容・情報は現状とは異なる場合がございます)
ホームを覆う大屋根が特徴の高知駅新駅舎。なんとなく都市近郊の私鉄駅みたいな雰囲気です。
管理人が乗り込んで程なくバスは競馬場へと向け出発。「帰ったらバスターミナルの情報は更新せんとアカンなあ」などと思いつつ前方を見てみると、、、
目に飛び込んできたのがこちらの貼り紙でした(内容を読める画像はこちら)。頭の中にあったバスターミナル云々などという更新内容を軽く飛び越していってくれる内容です。
無料バス廃止に関しては、色々な意見があるかとは思います。個人的には、祝日開催・黒船賞当日のこのバスですら、高知駅前からの利用者が10人、途中から乗り込んできた利用者5人を加えても合計15人の利用しかなかった状況を鑑みると(前二便はもう少し利用があっただろうとは思われますが)、通常時の状況は推して知るべしといったところで、高知競馬存続のためにはこの決定もやむを得ないのかな、と思います。
ただ、無料バスが無くなった場合、車を持たない人間(該当者が少ないからこそバスが廃止になるわけではありますが)にとっては非常に来場しにくい競馬場となってしまうことも事実。この決定がマイナスに作用しないことを祈るばかりです。
高知駅前を出発して30分弱、バスは高知競馬場正門前に到着しました。1年3か月ぶりの高知競馬場探訪。まずは特観席券売場へと向かいます。
年に一度のダートグレード競走開催日ということで、もしかすると特観席は売り切れているかも、と思っていたのですが、空席表示は「残り14席」。何とか特観席エリアに入ることができそうです。
当然、シートマップを見ても選ぶほどの席が残っているわけではなく、席番を適当に告げて500円を払い、特観席券を購入しました。
係員に特観席券を見せ入場すると、まず目に飛び込んできたのがこの「ちびっこランド」。祝日ということもあり、多くの子供達のはしゃぎ声に包まれています。
前回探訪した際にも感じたのですが、中央の競馬場と比べても子供連れの家族客の比率が高いように感じます。改めてこの競馬場は地元の方々の身近なレジャースポットとして親しまれているのだな、と思いました。
久々の探訪でもありますし、まずはビールのアテを物色がてら場内をぶらぶらと。ハルウララギャラリーには以前と変わらず再現された馬房が展示されています。
管理人は連敗記録というものには何の価値も見出せないので、例のブームもその後の顛末も割とどうでもよかったのですが、高知競馬にとっては彼女の存在が非常に大きかったことは事実だと思います。
スタンド裏でおいしそうな香りを漂わせていた屋台に吸い寄せられ、豚串を2本購入し特観席に入りました。
画像の豚串(1本100円)は塩焼きとタレ焼きの二種類。クーラーバッグから取り出したビールと共にいただきます。作り置きの分を渡されたので若干冷めてはいましたが、値段的な面から考えるとまあ満足といったところでしょうか。
なお、缶ビール(350ml缶)の場内価格は相変わらずの400円。取れる所からはしっかり取るというやり方は正しいのかもしれませんが(特観席エリアでは結構売れているように感じました)、管理人はコンビニで200円ちょっとで売っているものをそのまま渡されて「ハイ、400円」というのがどうも腑に落ちません。
ただ、ソフトドリンクがほぼ市価で売られている所を見ると、車での来場が中心の競馬場ということもあり、あまり積極的にアルコール類を売りたくはないという面もあるのかもしれません。
缶ビール1本を空けて勢いがついたので、新たなアテをゲットすべく下へと下ります。
この日、場内では「元気なこうちの農畜産&競馬まつり」と銘打って農畜産物の試食・直売等が行なわれており、家族連れを中心に賑わいを見せていました。
そんな中、ビールのアテとして購入したのが土佐和牛を使用した牛串(400円)と土佐はちさん地鶏の唐揚げ(300円)です。
牛串は和牛を使用していることを考えれば決して高くはなく、火を通し過ぎなのか若干カタさを感じましたが中々の味わい。また、唐揚げは地鶏らしい弾力と濃い味わいを楽しめる、コストパフォーマンスの高い一品でした。
2本目のビールと共に地元産の肉料理を味わいつつ、3レースの模様をまったりと観戦します。おそらく日付が変わる頃までは降っていたと思われる雨の影響で馬場状態は不良。所々ダートに水が浮く中レースが行なわれます。
牛・豚・鶏とビールでお腹も満たされたので、4レースより馬券購入を開始します。
パドックに下りてみると、多くの人が座ってパドックの様子をチェックしていました。どうやら高知競馬場ではこれがオーソドックスなパドック観覧のスタイルのようです。
ここで、6レースまでの3鞍の外しっぷりをサクッとご紹介
- 4レース ワイド4-7→シンガリと1着
- 5レース 4番7番を1・2着に固定した三連単→2着と3着
- 6レース 馬連・ワイド7-10→6着と3着