2009黒船賞 高知競馬場探訪記

2009黒船賞 高知競馬場探訪記 3ページ

 4・5・6レースとあっけなく三連敗。いつも通りの調子と言ってしまえばそれまでなのですが、ここはひとつ気分を変えよう、ということで7レースは外で観戦することにしました。

レース紹介

 地方競馬ではおなじみの個人協賛レース。高知競馬場でも1万円で協賛が出来るようです。レース前にはビジョンとアナウンスによる協賛メッセージの紹介もあり、ある意味全国・全世界にネット中継されるわけで(外国で見ている人間など皆無でしょうが)協賛者にはいい記念になることでしょう。

7レース

 7レースのパドックを見ると、どう考えても人気の二頭で堅そうな雰囲気。馬連を買うのも何なので、三番人気を相手にした三連単を買って観戦します。

 人気通りに収まって配当は890円。中央や南関では絶対に買わないオッズの三連単ですが、収支もプラスに転じた事ですしヨシとしましょう。

ホリエモン

 7レース観戦から特観席に戻ってくると、モニターにはこの馬の姿が。まだ走っていたのか、と思って馬柱を見てみるとこの馬、まだ7歳なんですね。馬主さんは当然変わっていますが、高知ならまだまだ現役でがんばってくれることでしょう。

 ちなみに、折角なのでこの馬から馬券を買おうかとも思ったのですが、7レースを的中したので一休み、ということで8レースはパスしました(結果は3着にハナ差の4着でした)。

臨戦態勢

 9レースのパドックを見ようと下りてくると、パドック脇に大勢の人だかりが。どうやら「牛乳入りもち投げ」イベントを今か今かと待ち構えているようです。

 隣のパドックでは9レースの出走馬が周回する中、パドックよりも圧倒的に多くの人々がこちらに集結している光景に思わず苦笑。ここに集まっている人々のメインイベントが黒船賞ではなくこの餅まきだったとしたら。。。まあ、そんな事はないですわな。

もち争奪戦

 早くから人が集結していた餅まきイベントですが、管理人がパドックの様子をチェックし、馬券を購入して戻ってきた頃にようやくスタート。ばら撒かれる餅に向かって必死に手を伸ばす人々の姿を見ていると、自分も一度あのお立ち台に登って餅をばら撒いてみたいなあ、と思ってしまいました。

 それにしても、「タダより嬉しいものは無い」とは言え、餅ってそんなに必死になってまで欲しくなるものなのでしょうか。

牛乳もち

 などと言いつつ、ちゃっかり一つゲットしている管理人もいかがなものかとは思いますが。まあ、話のネタという事で。

 ちなみに、折角の頂き物なので家に持ち帰って焼いてみたのですが、牛乳入りという割には牛乳の風味を全く感じない、ごく普通のお餅でした。牛乳をアピールする景品だったようですが、アピールになったのかどうかは微妙な所かと思います。

スタンド屋外ベンチ

 レース後すぐに黒船賞のパドックに向かう為に、9レースはスタンドの屋外席で観戦することに。春本番を思わせるぽかぽか陽気で、屋外でも心地よく観戦できます。

馬場チェック

 9レースの発走前、何気なく1コーナー側を眺めていると、馬場状態を入念にチェックする、見慣れた勝負服を着たこの騎手の姿がありました。

 正直な話、既に衰えを感じさせるメイショウバトラーでは勝ち負けは厳しいように思えましたが、そんな状況でもベストを尽くそうという姿勢が垣間見られ、No.1は伊達ではないんだなあ、と感じました。馬券面では過剰人気になりやすい為、敬遠することが多いのですが、やっぱり凄い騎手だと素直に思います。

ツイート

2009黒船賞 高知競馬場探訪記(全5ページ)

inserted by FC2 system