エプソム競馬場旅行記

エプソム競馬場旅行記 5ページ

 13時40分、いよいよこの日の第1レースが発走しました(いきなりG3)。とりあえず、馬券は買わずにレースを観ることに。目の前で直線の攻防が繰り広げられると、競馬場の雰囲気は違えども、競馬というものの本質は一緒なんだなあ、と感じました。

 第2レースより馬券を購入開始。海外の競馬というとなんとなく、ブックメーカーのおじさんに、口頭で買い目を告げて馬券を購入するというイメージがありましたが、そのような買い方をするブックメーカーで買えるのはwin(単勝)とeachway(単複同額購入。JRAで売っている「がんばれ馬券」みたいなものですが、配当や的中条件は出走頭数やレース条件によって変化します)だけで、馬単や三連単といった馬券は、日本と同じようにマークカードを使って購入できます。

本馬場入場1R

 第1レースの出走馬が入場してきました。各馬思い思いのペースでスタート地点まで向かって行きます。

The Princess Elizabeth S

 直線の攻防。競馬場の雰囲気は違えども、大きな歓声が沸き起こり、自分の買っている馬に必死に声援を送るのは、日本もイギリスも一緒だな、と感じました。

エプソム競馬場 観衆の盛り上がり

エプソム競馬場 観衆の盛り上がり

 上の画像のキャプチャ元となった動画で、第1レースのプリンセスエリザベスステークス(The Princess Elizabeth Stakes 3歳以上牝G3・芝約1714m:one mile about 114 yards)時に内馬場にて撮影したものです。

 内馬場では最後の直線の攻防を間近に見ることができ、日本の競馬場ではなかなか味わえない迫力を感じることができます。一方、最後の直線で観衆がアツくなるのは日本もイギリスも同じでした。そんな中、馬券を当てたと思しき方の歓喜の表現がハイタッチなのが、いかにもあちらの人間らしいなと思います。

totepool

 様々な種類の馬券を購入できるブース。内馬場の色々な場所に存在しました。この日は閉鎖されているブースも、翌日のダービーデーには全て営業していました。

ブックメーカー

 一方、ブックメーカーらしいブックメーカーがこちら(画像はダービーデーのもの)。各ブックメーカーでオッズが異なるので、自分の買う馬のオッズが高い所を探して購入します。

マークカード

 日本と違い、各賭式ごとにマークカードが用意されています。代わりに、exacta(馬単・左上)とtrifecta(三連単・左下)は、一枚のカードで日本で言うところの流し、ボックス、フォーメーションに対応しています。

 その他に、jackpot(指定された6レースの勝ち馬全てを当てる)やplacepot(jackpotの複勝版)などの一攫千金な賭式があります。

馬券2,3R

 第2・第3レースと馬単を購入。パドックの模様を見られるようなモニターは一つも無く、パドック派の私にはつらい馬券環境でした。

 結局、前夜に予想しておいた通りに購入したものの、第2レースは軸馬が2着で相手は4着が最高、第3レースは相手が1,3,4,5着に来ているものの、肝心の軸馬はブービーという結果に終わりました。

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