エプソム競馬場旅行記

エプソム競馬場旅行記 6ページ

 第2・第3レースとやはり馬券は当たらず。。。続いて迎える第4レースは、コロネーションカップ(The Vodafone Coronation Cup 4歳以上G1・芝12f(※厳密には「12ハロンと約10ヤード」=約2423m、オークス・ダービーも同様))でした。出走頭数が7頭と少なめで、馬券はパスすることに。

 エプソム競馬場の12f戦というと、スタート後しばらく外ラチ側を進み、その後内ラチ側へと進路をとっていくのが特徴的です。ということで、ここはひとつ内ラチ側へと疾走してくる馬群を見てみようと、向正面の方へ行ってみることにしました。

遊園地

 内馬場には遊園地も出現していました。ただの競馬開催の枠を超えた、お祭りみたいなものなんだな、と感じます。

向正面

 向正面に着いてしばらくすると、丘の上の方から出走馬が現れました。それにしても、とんでもない傾斜です。

スコーピオン

 先頭でスタート地点へと向かって行ったのが、3番のスコーピオン(Scorpion)。鞍上は日本でもおなじみのマイケル・キネーンです。単勝9倍の5番人気でしたが、この後レースを制したのはこの馬でした。

サーパーシー

 06年ダービー馬サーパーシー(Sir Percy)。ダービーと同じ舞台での復活が期待されましたが、この日も6着に終わってしまいました。

スタート地点へ

 丘の下方のスタート地点へと消えていく出走各馬。しばらくすると、スタンドの方向からファンファーレがかすかに聞こえてきました。間もなく発走のようです。

コロネーションC(1)

 スタートした馬群が現れてきました。キツイ登り坂をものともせずに駆け上がってきます。

コロネーションC(2)

 外ラチ側から、内ラチのこちら側へと進路をとってきます。自分の方へ向かってくる感じで、ものすごいスピード感です。

コロネーションC(3)

 目の前をあっという間に各馬が過ぎ去っていきました。この後、5番人気のスコーピオン(右から二頭目)が1着、2番人気のセプティマス(Septimus)が2着に入り、馬単は47.4倍と、少頭数のわりには好配当となりました。

 実際に目の前で見てみると、やはりとんでもないアップダウンだなあ、と感じました。平地競走でも,、日本の競馬とは違う種類の競馬をやっているような感じで、日本の強い馬がここに来て、即いい競馬ができるとは限らず、逆にここで強い競馬をした馬が日本に来て、同じように強い競馬をできるとも限らないなあ、と思います。

 次は、いよいよオークスです。

コロネーションカップ 坂を駆け上がる各馬

コロネーションカップ 坂を駆け上がる各馬

 上の画像の内、後半3枚のキャプチャ元となった動画で、向正面の坂を駆け上がる各馬の様子を撮影したものです。傾斜・スピード感共に伝わりにくいかもしれませんが、実際に見ていると急勾配を軽快に駆け上がってくる馬群は中々の迫力で、思わず「おーぅ」と唸ってしまうほどでした。

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