エプソム競馬場旅行記

エプソム競馬場旅行記 8ページ

6月2日:5日目-Vodafone Derby Day

 明けて6月2日(土)、“Vodafone Derby Day”がやってまいりました。外へ出ると、抜けるような青空が広がり、絶好の競馬日和となりそうです。

 この日は、チャリングクロス駅ではなく、ヴィクトリア(Victoria)駅からタッテナムコーナー駅行きの列車に乗ることにしました。通常は、ヴィクトリア駅からタッテナムコーナー駅へ直行する列車はあまり運行されていないようですが(ヴィクトリア駅から途中のイーストクロイドン(East Croydon)駅まで行き、そこでチャリングクロス駅やロンドンブリッジ駅発タッテナムコーナー駅行の列車に乗り換える形になります)、この日はダービー開催ということで、臨時列車が運行されていました。

レーシングポスト紙

 ホテルを出て、まずはレーシングポスト紙を購入しました。現地では、とにかくフランキー・デットーリが初のダービー制覇を成し遂げられるか、に関心が集中しているように感じられました。

ヴィクトリア駅前

 パディントンから地下鉄を利用してヴィクトリアへとやってきました(当然、前日に続きトラベルカード利用です)。土曜日ということで、人通りも多いように感じられます。

ヴィクトリア駅構内

 ヴィクトリア駅構内。ロンドンのターミナル駅の中でも、特に中心的な役割を担っている駅のようで、多くの人でにぎわっていました。

 タッテナムコーナー行きの列車は遅延が発生しているようで、なかなか発車番線も表示されず、電光掲示板のインフォメーションを見ながら到着を待ちました。

 エプソム駅行きの列車もあるようでしたが、競馬場へはタッテナムコーナー駅行きを利用することを推奨する表示がされていました。

タッテナムコーナー駅

 予定よりも20分ほど遅れてヴィクトリア駅を出発した列車は、50分ほどでタッテナムコーナー駅に到着しました。

 列車に乗っているときには感じなかったのですが、下車してみると、前日とは人の多さが全く違いました。平日と土曜日の違いも若干あるかもしれませんが、さすがはダービーデー、といったところです。

競馬場へ

 競馬場を目の前にしてさらにビックリ。内馬場は車やテントで埋め尽くされ、前日とはまったく違う雰囲気です。

 早く買っておかないと売り切れてしまうかも、と思い、早速オフィシャルプログラムを購入しました(画像のパラソルの場所でプログラムを売っていました)。

オフィシャルプログラム

 Vodafone Ladies DayとVodafone Derby Dayのオフィシャルプログラム。各1部3ポンドです。場内の各所で販売されていました。

 日本ではドコモとauに惨敗したボーダフォンですが、欧州では強い勢力を持っているんだなあ、と感じます。

タッテナムコーナー

 前日の状況から、内馬場でもしっかり観戦できるだろう、と思っていたのですが、内ラチ沿いは既に人で埋め尽くされており、入り込む余地もないようでした。

 というわけで、この日は歩き回って、色々な場所を見て回ることにします。

10fのスタート地点

 本日の第1レースは10f戦ということで、まずは10fのスタート地点を見に行くことに。コロネーションCを観たのと大体同じ場所で、昨日は人がほとんどいませんでしたが、今日は既に人が集まってきています。

出走馬1R

 第1レースの出走馬たちがやってきました。馬との距離が、本当に近く感じられます。

輪乗り1R

 発走前の輪乗り(?)は、ゲート前方で行われていました。

スターター

 スターターが台に上がりました。スターターの格好は立派ですが、台はものすごくシンプルなものです。スターターは黄色い旗を持っていますが、日本のように振ることはありませんでした。

ゲートオープン1R

 第1レースのゲートオープン。各馬一斉に丘を駆け上がっていきました。

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