エプソム競馬場旅行記

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 今回の旅行最大のイベントだったダービーが終わりました。暑い中を歩き回って結構な疲労感があり、あまり混むのもイヤなので、まだレースが2鞍残っていましたが、ロンドンへの帰路につくことにしました。ぼちぼちとタッテナムコーナー駅へ向かいます。

地下道

 ダービーが終わると、それまで通ることのできなかったグランドスタンド方向への地下道が開放されていました。入場門も見に行っておきたかったので、これは助かりました。

グランドスタンドエリア(1)

 地下道を通り抜けると、隣にはグランドスタンドエリアの風景が広がりました。芝生に寝転がる人などで混雑しており、想像していたのとは少し異なる状況に驚きました。

グランドスタンドエリア(2)

 グランドスタンドエリアの入場料は、JRAの競馬場の指定席を3~4回は利用できる料金ですが、ここから見る限りでは、その価値があるのかどうかは謎です。入っていないだけに何とも言うことはできないですが。

エントランスパビリオン

 日本で言うところの入場門へとやってきました。エントランスパビリオン(Entrance Pavilion)と呼ぶようです。どうやら新築のようで、ピカピカの建物でした。

グランドスタンド

 裏側から見たグランドスタンド。老朽化が目立ちました。このダービーの後取り壊され、新しいグランドスタンドに建て替えられることとなります。

入場口

 エントランスパビリオン以外にも、画像のような入場口がありました。この向こうにはパドックがあるようです。コース内めぐりも楽しかったですが、もしもまたここに来る機会があれば、この柵の向こうへも入ってみたいなあと思います(料金が高過ぎますが)。

絶叫マシーン

 競馬場と道路を挟んだ向かい側の敷地には、巨大な絶叫マシーンがそびえ立つ、移動遊園地が出現していました。競馬などそっちのけで楽しんでいる人々が多く見られました。

5fスタート地点

 直線5fレースのスタート地点。車道が横切っていて、レースの際には藁のシートを敷いて簡易の芝馬場にするようです。この日は第4レースに5fのレースが行われたため、道路には藁くずが見られました。

タッテナムコーナーへ

 タッテナムコーナー沿いの坂を上っていると、丘の上から第6レースの馬群がやってきました。馬場の外側は車道のため、のんびり立ち止まることはできませんでしたが、坂を下っていく馬群を見送り、エプソム競馬場を後にしました。

southern service

 タッテナムコーナー駅に着くと、列車を待つ多くの人が行列を作っていました。乗り込んだ列車も、当初それなりに多くの人が乗車していましたが、途中でほとんどの人が下車したため、ご覧のようにガラガラの状態となりました。

 こうして、初めての海外競馬場探訪の2日間が幕を閉じました。エプソム競馬場の内馬場に関する情報は、事前にほとんど収集することができず、どうなることかと思っていましたが、色々なシーンを実際目にし、日本の競馬場にはない起伏の激しさや広大さも体感することができて、大満足の2日間でした。馬券が全く当らなかったことも、全然気にならなかったことにしておきます。

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