日本北上競馬旅 page6

 2レース終了後は馬券の方を一旦休止し、場内の各所を探索して回る事に。そんな中、午前中最後の4レースには芝コースを使用した障害競走が組まれていたので、スタンド前に出て観戦してみました。

4レース1周目

 新潟競馬場には障害専用のコースがないので、芝コースに障害を置いてレースが行なわれます。スタンド前に近い場所にも1つ障害が置かれ、間近で障害飛越を見る事が可能です。


障害飛越

 1番人気のトロフィーディールが先頭で最後の障害を飛越します。平地でもそこそこの実績のある同馬ですが、障害5走目での初勝利を大差勝ちで飾りました。


 4レース終了後は指定席エリアに戻り、仮眠を少々とって頭をスッキリさせた後、6レースより馬券勝負を再開させました。その6レースは馬単15→18とワイド15-18を購入し、結果は18番が1着、15番が3着。ワイドが当たり、ようやくこの旅初の的中となりました。

 続いての7レースはお目当ての直線1,000m競走です。再び馬券の方は小休止して、間近を走る馬群を見るべくスタンド前に下りました。

芝直線1,000mスタート地点

 遥か遠くに見える直線1,000mのスタート地点。実際に目にしてみると、ゴールまで55秒ほどで駆け抜けてしまうサラブレッドの速さを実感します。


今日も晴天

 この日も予報はそれほど良くない天気というものでしたが、実際にはそれなりの良い天気に恵まれました。外に出ると夏の暑さが身に沁みます。


レースを待ち構える2人

 ちびっこも、直線競馬を今か今かと待ち構えているようです。

 それはともかく、この時点ではまだ人がほとんど居ませんでしたが、レースが近づくにつれラチ沿いは観客で埋め尽くされていきました。間近で直線競馬を感じたい際には、早めに場所を確保する事をおススメします。

 実際に目にした直線競馬のスピード感はなかなかのものでした。日本ではここだけでしか見る事のできない直線競馬。いつかアイビスサマーダッシュも観戦してみたいな、と思います。

(関連動画:新潟競馬場 直線1,000m競走


イヨボヤ焼き

 7レース観戦後、8レースのパドックをチェックし、村上市の特産品ブースで「イヨボヤ焼き」を購入して指定席に戻ってきました。たいやきをアレンジしたものらしいですが、皮の食感が特徴的でなかなかのものでした。

 8レースのパドックで一番良く見えたのは7番、次いで3・11・14番が良く見えました。

  • 8レース 馬連・ワイド7-11、ワイド3-7、三連複3-7-11、複勝14番→11番1着、7番2着、3番7着、14番12着

 本線の馬連、ワイドが的中して、今回の旅でのトータル収支が一気にプラスに転じました。


10レースパドック

 久しぶりにスッキリと馬券が的中し、勢いに乗って9レースも購入しましたが、、、

  • 馬連8-13、ワイドbox・三連複8-12-13、複勝3番→13番1着、8番7着、12番9着、3番17着

 見事にしっぺ返しを喰らう展開に。というわけで、プラス収支の内に撤収する事にしました。バス乗り場に向かう途中に一応10レースのパドックをチェック。気になった8番の複勝を少しだけ携帯で購入し、競馬場を後にします(結果は10着でした)。


直通バス

 15:15発の新潟駅南口行のバスで新潟駅へと向かいます。JRAのホームページでは所要時間40分と案内されていますが、運転手の方の話によると、道路が混雑していた場合に40分程度かかるという事のようで、今回は25分で到着しました。距離的に見ても、通常なら所要時間は30分前後ではないかと思われます。


新潟駅 16:50発 JR東日本・普通 村上行
村上駅 18:14着
18:32発 JR東日本・普通 酒田行
酒田駅 20:55着
21:17発 JR東日本・普通 秋田行
秋田駅 22:59着
新潟駅

 新潟駅に戻って来ました。次の列車の発車までの時間潰しに駅周辺をぶらつき、夕食を調達しておきました。

 今晩の宿がある秋田へ向け、新潟から6時間少々の鈍行列車の旅が始まります。


酒田花火ショー

 鈍行列車を乗り継ぎひたすら北上する土曜日の夜。外は真っ暗で車窓も望めないので、暇つぶしに当サイトの船橋競馬場ページのHTMLファイルを、メモ帳でチマチマいじって過ごします。

 酒田行の列車に乗車中、列車が最上川に差し掛かろうとした所でふと窓の外を見てみると、色とりどりの花火が夜空を彩っていました。調べてみると、この日は「酒田花火ショー」が開催されていたそうで、酒田駅に到着するまでの10分ほど、車内から花火を楽しむ事ができ、何だかトクした気分でした。


 酒田駅でこの日最後の列車に乗り換え、秋田駅には予定通り、23時頃に到着しました。この日予約していたホテルパールシティ秋田 大町は、秋田駅から約1.5kmの場所にありますが、終バスにも間に合わなかったので、県都だというのに人一人歩いていない中、歩いてみる第四弾、「ホテルパールシティ秋田 大町まで歩いてみる」を実行。25分ほどでホテルに辿り着きました。

重ね絵巻御膳

 夜ももう遅かったのですが、着替えを三日分しか持っていなかったので、ホテルに到着してまずコインランドリーで深夜のお洗濯タイムに突入。その後入浴を済ませた頃には、時計の針が1時を指そうとしていました。

 ここでようやく夕食タイム。今宵の夕食は新潟駅の駅弁「重ね絵巻御膳」、お値段は1,800円のちょっぴり豪華な駅弁です。馬券がプラス収支だったので奮発してみました。


重ね絵巻御膳中身

 容器は二段重ねとなっており、中身はこんな感じです。新潟の食材、郷土料理をふんだんに盛り込んだお弁当で、どの料理をいただいても美味しく、これで1,800円なら非常に満足な内容となっています。ただコレ、深夜1時に食べるモノではないですな。

 それはともかく、翌朝も早いのを忘れて、同じく新潟駅で購入した日本酒と共にこの豪華な駅弁を楽しみ、床に就いた頃には既に午前2時を過ぎていました。


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