日本北上競馬旅

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8月3日:5日目-函館~小樽~苫小牧

 北海道滞在も2日目に入り、この日も一日を主に移動に費やします。まずは函館本線を、鈍行でひたすら小樽へと向かいました。小樽までは途中長万部で列車を乗り継ぎ、7時間強の長丁場でした。

函館駅 8:14発 JR北海道・普通 長万部行
長万部駅 11:31着
12:19発 JR北海道・普通 小樽行
小樽駅 15:29着
17:34発 JR北海道・快速エアポート180号 新千歳空港行
新千歳空港駅 18:46着
20:34発 JR北海道・快速エアポート205号 小樽行
南千歳駅 20:37着
20:41発 JR北海道・普通 苫小牧行
苫小牧駅 21:03着
長万部行普通

 まずは函館駅8:14発の普通列車で長万部へと向かいます。普段見かける事の無い単行のディーゼルカーの姿を見ると、自分が旅をしている事を実感します。

ボックスシート

 長万部行普通列車の車内は、ラッシュ対応なのかボックスシートが2・1配列で並んでいるタイプのものでした。当然、海側となる1人掛けの方を確保し、ローカル列車の旅を楽しみます。

森駅

 函館駅を出発して約1時間半で、列車は森駅に到着しました。ここでは29分間の長時間停車を行うという事で、数少ない乗客のほとんどが一旦改札の外に出て、売店へと向かいます。お目当てはもちろん、、、

いかめし

 キングオブ駅弁の「いかめし(500円)」です。駅弁催事では定番中の定番で、大阪に住んでいても手に入れられる機会の多い駅弁ですが、森駅で購入したというところに何となく特別なものを感じます。

 中身はご覧の通り非常にシンプルなものですが、出来上がってからそれほど時間が経っていなかったのか、まだ暖かさの残る状態で、美味しくいただく事ができました。

小樽行普通

 森駅からは本格的に海岸線を楽しめる路線となっており、前日の分も取り戻すかのようにその景色を楽しみました(海岸の様子は日本海と太平洋とでは大分異なりますが)。

 やがて列車は定刻通りに長万部駅に到着。50分弱の待ち合わせの後、12:19発の普通列車で小樽へ向けて出発します。

小樽駅到着

 長万部駅を出発した普通列車は、途中北海道の大自然の中を駆け抜け、3時間10分かけて小樽駅に到着しました。2両編成の列車でしたが、意外にも途中の倶知安駅からは立ち客も出るほどの混雑ぶりでした。

小樽市総合博物館

 小樽では少し寄り道をします。駅前からバスに乗り、10分ほどで到着したのがこちらの小樽市総合博物館です。名前では分かりにくいですが、鉄道の展示を主に行っている博物館となっています。

展示車両

 博物館内では、さまざまな車両が展示されています。中には、日銀が所有していた現金輸送用の荷物車なんてものもあり、興味深く見学させていただきました。

ラッセル車

 そして北海道らしく、ラッセル車がいくつか展示されていました。近くで見るとかなり巨大で、厳しい冬に立ち向かった迫力を感じます。

 17時閉館と時間が無かったため、やや駆け足気味に見て回りましたが、貴重な車両も見る事ができて満足でした。小樽駅までの帰りは、歩いてみる第六弾「小樽市総合博物館から小樽駅まで歩いてみる」という事で、約1.6kmの道のりを20分ほどかけて歩きました。

快速エアポート

 ここまでひたすら北上してきましたが、小樽からは一転して南下します。まずは快速エアポートで新千歳空港へと向かいます。

新千歳空港駅

 小樽駅から1時間少々で新千歳空港に到着。快速エアポートはJR西の新快速にも負けないほどのスリリングな爆走ぶりでした。

 この日の最終目的地は宿のある苫小牧なのですが、夕食を空港内のレストラン街で摂ろうと思っていたのと、今回のお土産にどうしても買いたいものがあったので、こちらに寄り道しました。

しらかば定食

 そのお目当てのお土産ですが、人気商品という事で、この日は既にどのお店にもその姿を見つける事はできませんでした。元々この時間で買えればラッキー、ぐらいに考えていたので、翌日にリベンジを期しつつレストラン街へと向かいます。

 管理人お気に入りの「銀座ライオン」もあって迷ったのですが、今回は「郷土料理 ユック」というお店に入り、まずは「しらかば定食」と生ビール(サッポロクラシック)を注文しました。しらかば定食は1,340円でミニかに丼、うに丼、鮭親子丼を始めとした北の幸満載のおトク感あふれるメニューでした。

じゃがバター

 追加でじゃがバター(と生ビール)も注文しました。食で北海道を満喫し、クーポンで食後のアイスコーヒーまできっちりといただきお腹いっぱい。ビールはお高めですが、セットメニューがリーズナブルな価格で充実しており、おススメできるお店です。

苫小牧駅

 途中南千歳駅で乗り換え、苫小牧駅に到着しました。時刻はまだ21時を少し回った辺りにも拘らず、既に歩いている人の姿をほとんど見かけない苫小牧の街を、今晩の宿に向かって歩いてゆきます。

 この日の宿は駅から約2km離れた場所にある「ホテル於久仁」。翌朝の朝食バイキングつきで1泊3,200円でした。駅からは歩いてみる第七弾で約25分かけて到着し、チェックイン。駅からの遠さを補って余りある安さも魅力的ですが、フロントの方の対応が特に丁寧で、非常に好感の持てる宿でした。

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