道営・ばんえい・JRA 北海道競馬はしご旅

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6月27日:3日目-旭川から帯広へ

 明けて27日。この日はばんえい競馬を観戦すべく、旭川から帯広へと向かいます。北海道の中央を南下する形で、旭川から帯広へは列車を乗り継いで約4時間20分の道のり。改めて北海道の広さを実感しました。

旭川駅 9:30発 JR北海道・特急スーパーカムイ16号 札幌行
滝川駅 9:59着
10:04発 JR北海道・特急フラノラベンダーエクスプレス3号 富良野行
富良野駅 11:02着
11:06発 JR北海道・普通 釧路行
帯広駅 13:51着
スーパーカムイ16号

 まずはスーパーカムイで滝川へと向かいます。30分程度の乗車ですが、こういった短距離利用も財布を気にせずにできてしまうのが、フリーきっぷの大きな魅力です。

uシート

 スーパーカムイ16号は新型車両で運行されていて、指定席「uシート」も昨日乗った車両よりさらにグレードアップされたものでした。このまま帯広まで行ってくれたらエエのに、などと思いつつ、次の列車に乗り換えるべく滝川で降ります。

フラノラベンダーエクスプレス

 滝川で「フラノラベンダーエクスプレス」に乗り換え、富良野へと向かいます。やって来たのはクリスタルエクスプレスと名付けられた、展望席とハイデッカー車両が特徴のリゾート列車です。

後展望

 最後尾の展望席が空いていたので、こちらで富良野までの景色を楽しみました。途中、観光案内の放送なども行なわれ、観光気分を盛り上げてくれます。

自由席

 富良野駅での乗り換えにそれほど余裕が無さそうだったので、到着前に前方へと移動する事にしました。やがて車内には「富良野と聞いて思いつく曲と言えばこれしかない」と言っても過言ではない例の曲が流れ、列車は富良野駅に到着しました。

普通釧路行

 跨線橋を渡り、帯広へ向かう列車の待つホームへとやって来ました。これから乗るこの列車は、滝川から釧路までの308.4kmを8時間1分もの時間をかけて走破する長距離鈍行列車です。

ボックスシート

 帯広までの3時間弱を過ごしたのが、この昔ながらのボックスシートです。混雑していると憂鬱になりそうなシートですが、1ボックスを一人で占有できる程度の乗車率だったので、靴を脱いで足を伸ばし、窓を開けて風を感じながら鈍行列車の旅を満喫しました。

豚丼証明書

 大自然の中を駆け抜けた列車は定刻通りに帯広に到着しました。時刻は14時を過ぎ、既に競馬場も開門しているのですが、せっかく帯広に来たからには豚丼をいただかなければ、ということで駅近くの「はなとかち」というお店で遅めの昼食を摂る事にしました。

 こちらの豚丼も帯広の豚丼らしく、肉が香ばしく焼き上がりなかなかの味わいでした。ただ、個人的には前回帯広を探訪した際にいただいた「ぶたはげ」の方が好みかな、といった感じです。まあ、この辺りの感じ方は人それぞれといった所でしょう。会計の際には「豚丼証明書」を渡され、帯広で豚丼を食べた事を証明していただきました(笑)

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