西入場門から入場すると、ツインハット、ペガサススタンドの二つのスタンドが並び、パドックはペガサススタンドに隣接する形となっています。また内馬場にはターフビジョンがあり、JRAの競馬場の標準的な設備を備えています。
2012年3月にグランドオープンしたペガサススタンドは、自然光を取り入れる仕組みの大屋根や、屋上に設置された太陽光発電パネル等、環境への配慮が大きな特徴となっています。流石に真新しく、綺麗なスタンド内ですが、観覧席エリアを広くとっているのか、投票所等、屋内エリアがやや狭く感じられます。
指定席はツインハット内のA指定席(1,800円:入場料別・以下同)に在席投票席のi-seat(2,500円)と4人用ボックス席のラウンジシート(1ボックス10,000円)、ペガサススタンド内のB指定席(1,300円:入場料別)が用意されており(他にシニア用の有料エリア「シニアサロン」があるようです)、ツインハット内の各席は屋内席、B指定席は屋外席となっています。
管理人は旧スタンド時に年末に屋外指定席(旧C指定席)を利用したことがありますが、陽の差し込む昼過ぎ辺りまではコートを脱ぐ程の暖かさだったものの、日陰になった途端、一気に冷え込みを感じました。冬場の開催時に屋外席を利用する際には防寒対策をしっかりとした上で、出来るだけ前方の席を指定したほうが良いかと思います(天気の悪い日には関係ありませんが)。
なお、4コーナー寄りには「パノラマステーション」なるフリースペースがあり、現役を引退した名鉄7000系パノラマカーが展示され、ある意味中京競馬場名物となっています。3両編成の中間車は、かつて売店として営業していたために車内は大幅に改造されていますが、両先頭車はほぼそのままの状態で休憩スペースとして開放されており、運転台の見学も出来るなど、鉄な方にもオススメのスポットと言えるでしょう。
A指定席。木材が多用され、何となく図書館のような雰囲気が漂います。テーブルにはモニターが備わります。
B指定席。各席にはコンセントが用意されています。競馬観戦の観点からは、A指定席よりも良い位置となります。
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