札幌競馬場
競馬場へのアクセス
競馬開催時はJR桑園駅前、地下鉄東西線二十四軒駅前と競馬場を結ぶ無料送迎バスが運行されています。競馬場までの所要時間は5分前後。また、各駅からは徒歩で10分程度の距離となっており、バスの時間が合わない場合や、特に帰りに混雑している場合等には、歩いてみるのも良いかと思います。
桑園駅前の無料送迎バス乗り場。駅西口のロータリーにあります。
所在地 | 北海道札幌市中央区北16条西16丁目 |
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最寄交通機関 |
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場内・席情報
入場料は100円となっており、回数券よりも安い設定となっています。改装後、スタンドはメインのスタンドエリアとパークウインズスタンドエリアから構成されており、函館競馬場と同様、特に場外営業時での快適性の向上が図られているように感じられます。
指定席はスタンド3階に二種類用意されており、ゴールに近いエリアがA指定席、その両サイドがB指定席となっています。各席ともテーブル部に、特にA指定席は背もたれ部まで伸びる仕切りが設置されてプライベート感がアップしており、さらにコンセントも備わる等、旧スタンドの指定席からは格段にグレードアップした席にとなっていますが、それだけに(数が少なめな事も相まって)確保するのが難しい場合も多いようです。
無料席はメインスタンドエリアは屋外席、パークウインズエリアは屋内席となっており、特に屋内席の方は函館競馬場のパドックシートと同様、テーブル等を備えた充実したもので、確保には苦労するかもしれません。なお、スタンド前には芝生エリアが広がっているので、レジャーシート等を持参すれば少なくとも座る場所の確保に困る事はないかと思います。
A指定席。ペア席ですが仕切りが設置されているため、一人利用で隣が他人でもあまり気兼ねせず過ごす事ができます。なお、一部一人掛けタイプとなっている席もあります。
席種 | 価格 (入場料込) |
備考 |
A指定席 | 1,500円 | スタンド3階中央部分。ペア席となっていますが真ん中に仕切りがあり、独立性を高めた形状です。1席に1つコンセントあり。 |
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B指定席 | 1,000円 | スタンド3階の1コーナー・4コーナー寄り。A指定席と同じくペア席ですが、真ん中の仕切りはテーブル部のみとなっています。1席に1つコンセントあり。 |
一般席 | メインスタンドエリアには屋外席、パークウインズエリアには屋内席が用意され、スタンド前には芝生エリアがあります。 |
ギャラリー
食べ物・グルメ情報
場内には、常設の売店、食堂等のほか、特設ブース、キッチンカーでの北海道名産品の販売がされており、おいしいものがタップリの北海道グルメのうちのいくつかは、競馬場で楽しめてしまうのではないかと思われます。お昼時には、長い行列ができている店舗も見られました。
牛めし
1コーナー側スタンド裏フードコートで購入した牛めし。門別の牛丼を知ってしまい、吉野家の牛丼も480円で販売されるようになった現在では、若干値ごろ感に乏しい一品でした(確か600円超)。牛肉よりも、しっかりとした食感がありながら甘みの強い玉ねぎの方が印象に残っています。
ジンギスカン定食
サッポロライオンのジンギスカン定食と生ビール。北海道の味を満喫できます。ラム肉の下に敷かれた野菜が、脂を吸ってとっても美味しくなっていました。(現在サッポロライオンはファストフードコート内の出店となっており、ジンギスカンも単品で販売されています。)
雑感
日本最北端の競馬場(にいつの間にかなってしまっていた)、札幌競馬場です。こちらでも触れていました通り、JRA、地方競馬の両方が開催される唯一の競馬場でしたが、現在はホッカイドウ競馬の開催が行われておらず、両開催のギャップを味わうという、マニアックな(?)楽しみ方はできない状況となっています。
JRAの他競馬場のスタンドが次々と改築され、近代的なものへと生まれ変わっていく中で、最後までスタンドの改築が行われていませんでしたが、2014年にようやく新スタンドに生まれ変わりました。
旧スタンドに比べると流石に設備も充実していますが、訪れた日が入場者数3万7千人を記録した(入場無料デー&先着でのタオル配布もあったため、タオルだけもらってさっさと帰る近所のオバハンどもの数字も僅かながらこれに含まれているかとは思いますが)日だったこともあってか、キャパシティが不足しているように感じました。リゾート地の心地良い風を感じながらゆったりと競馬を観戦、とはならなかったので、次はもう少し余裕のありそうな日を狙って訪れたいと思います。
札幌競馬場 最終探訪日:15.9.6 ページ更新日:15.9.14