(旭川競馬場での競馬開催は08年度をもって終了しました。)
入場すると、ホッカイドウ競馬のマスコットキャラクター「ホクトくん」がお出迎え。左手には新聞売りのブースがあります。パドックは4コーナー方向、スタンドからは少し離れた場所にあり、そのためかレース直後には観客がほとんどいない中を出走馬が周回しているシーンを見かけることができます。
スタンドは、有料席の設定も無く、非常に簡素なつくりとなっています。そんな中、スタンド前に並んでいるパラソル付きテーブル席が独特の雰囲気を醸し出しています。もちろん誰でも自由に利用できるので、ちょっとしたビアガーデン気分でナイター競馬を楽しむのに良いかと思います。なお、ナイター競馬は旭川競馬場の代名詞とも言えるものですが、他のナイター開催をしている競馬場とは異なり、特別なイルミネーションなどを見かけることはなく、日没後に競馬開催を行うための照明設備があるだけ、といった感じでした。まあ、晩年は競馬場に集客するという目的は立地的に見ても薄かったでしょうし、このスタンスは門別でのナイター開催にも引き継がれるものと思われます。
スタンドから走路の方を見ると、ゴール板や走路跡、着順掲示板に書かれた「馬場水分」の文字等、06年度まで行われていたばんえい競馬の遺構をいくつか見つけることができます。ただ、第一・第二障害はすでに撤去されており、その姿を見ることはできません。
自由に利用できるパラソル付きテーブル席が用意されています。走路側への傾きが少々気にはなりますが、生ビールを片手にちょっとしたビアガーデン気分で競馬を楽しむことができます。
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