笠松競馬場

競馬場へのアクセス

 名鉄笠松駅が最寄り駅となります。笠松駅へは名鉄岐阜駅から約5分、名鉄名古屋駅から30分弱、新羽島駅(岐阜羽島)から20分少々の乗車時間です。

 笠松駅からは、歩いて5分ほどで競馬場正門に到着します。直前の道路を渡ると、階段の下の方に突如として正門が現れる、という感覚は他の競馬場では味わえない新鮮なものでした。

所在地 岐阜県羽島郡笠松町若葉町12番地
最寄交通機関 名鉄笠松駅下車、徒歩約5分

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場内・席情報

 入場門はコインゲート式になっています。場内はやや狭く、ごちゃごちゃした感じがあり、内馬場にパドックがあるのも納得できます。その有名な馬場内パドックですが、馬を下見させるシステムとしては、やや欠陥であると言わざるを得ません。位置的に遠いのはもちろん、前のレースが終わった後に1・2コーナーの向こうにある厩舎地区から、出走馬がのんびりとパドックへと向かって来るので、周回時間が短く、パドック派の人にはおススメできない競馬場です。ただ、パドックまで騎手がマイクロバスに乗ってやって来るシーンはシュールで、一度は見ておきたいシーンであるとも言えます。

 有料席は二種類。西スタンドにあり、座席指定制でテーブルにモニターの備わる特別観覧席が600円、東スタンドにあり、自由席制のユーホールが500円となっています(通常時)。料金はリーズナブルですし、空調完備でゆったりと観戦できるうえ、パドックを観にうろつく必要性のあまりない競馬場なので、有料席はおススメです。

特別観覧席

特観席の様子。レース、パドックの模様共に、テーブルのモニターでの観覧が主となります。


席種 価格
(入場料別)
備考
特別観覧席 600円 4コーナー側の西スタンドにあり、ペア席に1つモニターが備わります。
ユーホール 500円 ゴール寄りの東スタンドにあり、ガラス張りの屋内席で自由席制。
一般席   スタンドには屋外観覧席が用意されています。

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食べ物・グルメ情報

 東海地区の他の競馬場と同様、笠松競馬場も食は充実していると思います。お約束の八丁味噌系の味噌カツやどてめしが美味しいのはもちろんのこと、特徴としては、1品100円の商品が充実していることでしょう。から揚げ串やみそ串カツが1本100円というお手軽価格で、ビールがどんどんすすむこと請け合いです。

 桜の季節には、4コーナー向こうに桜が美しく咲き誇るので、お花見気分で出かけるのもおススメです。

100円串モノその1

100円串モノ

100円串モノ三種。上からから揚げ串、どて串、みそ串カツです。コーヒーは指定席エリア内にて50円で販売されているもの。

100円串モノその2

100円串モノその2

100円串モノその2。味噌おでん(はんぺん)とどて串です。ビールは生ビール(大サイズ)用のカップを4分の3ほど満たす量で370円。

ピザ

ピザ

笠松競馬場名物(?)のイタリアンのお店でいただけるピザ(700円)は、薄めの生地がサクサクで、地方競馬場内で出されるものとは思えない本格的な1品です。


きしめん

きしめん

場内に数軒ある食堂の内の一軒でいただいたきしめん(450円)。具のあげがいなり寿司用のようなあげでした。
やや薄味のだしに花かつおがかかっているのが特徴です。

たこ焼

たこ焼

中央スタンド1階にある三共商店のたこ焼(350円)。マヨネーズは好みに合わせて自分でかけます。
このたこ焼がなかなか侮れない一品。外がサックリ中はとろ~りの絶妙な焼き加減だったりします。

フランクフルト

フランクフルト

丸玉食堂のフランクフルトは100円モノが充実している笠松の中にあって1本200円の一品。他人が食べているのを見て自分も食べたくなってしまい購入。
至って普通の串つきフランクですが、冷めてしまっていたのが少し残念なところでした。


豚汁

豚汁

寒い時期に嬉しい豚汁は200円。豆腐に大根、ごぼう等(それに豚肉)具沢山で満足な一品です。味はかなり濃いめで、ご飯と一緒にいただきたくなります。


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関連動画

 ある意味笠松競馬場名物と言える、騎手のマイクロバス移動の様子をユーホール内にて撮影した動画です。初めてこのシーンを実際に目の当たりにした時には、軽い笑撃、もとい衝撃を受けたものです。

 騎手がバスでパドックに登場するなんていうシーンを見ることができるのは、少なくとも日本の競馬場ではここだけで、現地に行った際には是非とも見ておきたいシーンと言えます。一方、出走馬をパドックへと移動させる際には、騎手がバスで移動するほどの距離を前のレース終了後に引いて来なければならないわけで、競馬場の構造上の非効率ぶりを見て取ることのできるシーンとも言えます。

笠松競馬場名物(?) マイクロバス移動

笠松競馬場名物(?) マイクロバス移動


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雑感

 名馬、名手の里 ドリームスタジアム笠松競馬場です。オグリキャップやアンカツこと安藤勝己騎手の出身競馬場として有名ですが、名古屋から気軽に行ける距離のわりには、場内に人は少なく寂れた感じ全開の競馬場でした。やはり他競技などの人気の方が高い地域なのかな、と感じます。有料席の値下げや女性専用招待席の設置などの施策が実を結ぶかどうか注目されるところです。

 個人的には、やはりパドックの構造がいただけないなあと感じます。といっても、こればっかりはどうしようもないのでしょうが。。。

笠松競馬場
主催者 岐阜県地方競馬組合
公式ウェブサイト http://www.kasamatsu-keiba.com/

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笠松競馬場 最終探訪日:15.12.28 ページ更新日:16.1.7

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