1996年に現在の地に移転、新設された盛岡競馬場は、地方競馬場屈指の規模と設備を誇ります。何と言っても特徴的なのが、地方競馬場唯一となる芝コースの存在。それも、見慣れたJRAの競馬場とは逆の、外側がダートコースで内側が芝コースというレイアウトとなっています。
入場門をくぐると、巨大な馬像が正面に現れます。右手(1コーナー側)に視線を移すと、食堂棟があり、スタンド脇にはパドックがあります。パドックは同じ岩手競馬の水沢競馬場と同様、本馬場へとダイレクトに入場できる構造となっています。
有料席はゴール側のR指定席、設備のサイズに余裕のあるG指定席、4人ボックスのF指定席があり、料金は土・日・祝がG:1,700円でR・F:各1500円、平日が一律1,200円となっています(いずれも入場料200円込み)。水沢競馬場と同様、15時までコーヒー、オレンジジュース、ウーロン茶のサービスがあり、売店のカウンターに並んでいる、予め各ドリンクを入れられたコップを、自由に持っていくスタイルとなっていました。
R指定席の様子。2席で1組の構造ですが、センターアームレストもそれぞれの席に備わり、ゆったりとした設計となっています。
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