普通の競馬場を見慣れている管理人にとって、走路が直線のみで、しかもその途中に二つの障害がそびえる風景は新鮮なものがありました。しかし、スタンドの中に目を向けてみると、そこには他の地方競馬場と変わらない雰囲気が漂っています。行われている競馬の種類は違っても、ギャンブル場であるというところは同じということですね。
一方、場内には観光客とおぼしき方々の姿も多く見受けられました。インフォメーションカウンターやお土産コーナー等の設置、外装・内装の変更により明るい雰囲気に生まれ変わっており、特に、案内看板の配色を変えただけでガラッと雰囲気が変わっていたのには驚かされました。これらの改善や、PR活動が観光客の誘致に結びついているように感じられます。
07年度より夏季のナイター開催も開始され、それに伴いスタンド3階に有料エリアのプレミアムラウンジが新設されました。ラウンジ入口の受付で利用料1,000円を支払い、入場証とビールチケット、グッズとの交換などの「選べるサービス」用のチケットをいただき、ラウンジに入場します。以下、プレミアムラウンジを利用してみて感じた「良い点」と「悪い点」をいくつか挙げてみます。
(12年度より料金が500円へと値下げされた一方、サービスチケットが廃止されている模様です。)
プレミアムラウンジの様子。場内の他の場所とは全く異なった雰囲気が漂う空間となっています。
暗くなってくると、レース時には窓ガラスへの映り込みを抑える為に、ラウンジ内の照明が減灯されます。
屋外のテラスにはテーブルや椅子が用意されています。
いろいろと挙げてみましたが、プレミアムラウンジにはおおむね満足でした。特に遠方からわざわざ探訪する際には、とりあえず利用してみて損はないのではないかと思います。
前述のように、実質の利用料金を考えるとおトク感のあるプレミアムラウンジですが、管理人が探訪したのが金曜日だったせいもあるのか、利用客は少なくやや寂しい状況でした。来場が少々遅くても満席で入場できない、ということはあまり無いかとも思えましたが、その後9月の連休中に訪れた際には、きっちりと満席になっていました。事前に電話予約ができるそうなので(競馬場の電話番号は公式ホームページでご確認下さい)、混雑が予想される日や、入場を確約しておきたい場合は予約するのも良いかと思います。管理人が探訪した際にも、予約札が貼られた席がいくつか見られました。
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