スタート地点へとたどり着いたのは、スタート予定時刻まであと1時間少々、といった頃でした。とりあえず観やすそうな場所を確保し、レーシングポスト紙やプログラムを見たりして過ごします。
ダービーのスタート地点を表す標識。日本でも菊花賞の際などに、このようなものがあったかと思います。前日はオークスの標識だったんでしょうか。
既にゲートがポツン、といった感じで存在していましたが、どう見ても出走馬17頭分には足りません。残りはどうするのか、と思っていると、、、
丘の上の方から、残り半分のゲートが車に引かれてやって来ました。急な坂を下ってくるゲートは、なかなかの迫力でした。
係員によって、ゲートの連結など発走の準備が着々と進んでいきます。当日のスクラッチ(出走取消)もあり、ゲート番パネルの貼替え作業も一苦労のようでした。
ゲートの準備も完了。出走馬の到着を待ち構えます。
振り返ると、スタンドが遥か向こうに見えました。改めて、広大な競馬場なんだなあ、と感じます。
スタート時刻が近づくにつれ、段々と人の姿が増えてきました。早めに来て正解だったと思います。
警備の人間(警官?)も馬に乗って登場です。子供達にお馬さんは大人気でした。
正装のスターターが現れ、ゲートの確認などを始めました。出走馬の登場も近いようです。
カメラを望遠で覗いてみると、どうやら出走各馬の本馬場入場が行われているようでした。
スタート地点では、映像装置の類は無く、場内音声の放送もされていないので、状況を把握することは困難です。レースの状況もわからないわけですが、まあ仕方がありません。
しばらくすると、いよいよ丘の上の方から出走各馬が現れました。4番アカリーム(Aqaleem)に続いてやって来たのは、本日の主役、7番オーソライズド(Authorized)とフランキー・デットーリです。
出走17頭が現れ、いよいよスタートの時が迫ってきました。各馬がゲートの前で輪乗りをする中、本命のオーソライズドだけが、その輪に背を向ける形でじっとゲートインを待つ姿が非常に印象的でした。
オーソライズド登場
一番右が2番人気の8番イーグルマウンテン(Eagle Mountain)
3番アントンチェーホフ(Anton Chekhov)
15番レジーム(Regime)
出走馬が続々とやってきます
私の二頭軸の片割れ 17番ソルジャーオブフォーチュン(Soldier of Fortune)
大挙8頭を出走させてきたエイダン・オブライエン厩舎。19番イエローストーン(Yellowstone)も所属馬の1頭
2番のアドミラルオブザフリート(Admiralofthefleet)。馬名にスペースがないので読みにくいことこの上なし。
6番アーキペンコ(Archipenko)の鞍上M.キネーンは、オーソライズドの生産者に名を連ねていたりもします。
各馬の輪に背を向ける馬が1頭
輪に加わらず、じっとゲートインの時を待つオーソライズド。他馬とは別格だと言わんばかりです。
馬を引く人も正装しており、ダービーが特別なレースであることをうかがわせます。
アカリームは私の三連単3着付けの1頭。
いよいよオーソライズドがゲートの方へと向かって行きます。
一番最後にゲートの方へと向かっていきました。
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