入場券売り場は入場口右手、指定券席売り場は左手奥にあります。
入場門をくぐるとスタンド内という、珍しい形態となっています。
今では馬連どころか三連単が当たり前の時代となっていますが、1991年に日本で初めて馬連が発売されたのが、ここ函館競馬場でした。
大型映像装置のパドックシアターは、パドックシートでの観戦用ビジョンとしての役割も兼ね備えます。また、外向けにガラス張りとなっており、場外からもパドックの様子を覗く事が可能です。
ガラス張りのパドックシートエリア。前方に行くほどグレードの高い席が用意されていますが、全て無料となっています。
パークウインズ時の快適性向上を大きな目的とした設備かと想像しますが、実際には投票窓口に近いベンチの方が人気が高いように見えました。
パドックシートは後方へ行くほど、席のグレードが下がります。折りたたみ席でも、前方はテーブル付き、後方はテーブルなしとなります。
パドックシートエリア内には靴を脱いでくつろげる畳敷きの観覧席もあります。
改装前のスタンドはJRAの競馬場らしからぬショボい簡素なものでしたが、改築により小ぢんまりとしながらも近未来的なデザインのスタンドへと生まれ変わりました。スタンド前は一面芝生となっており、ピクニック気分で競馬観戦を楽しむことができます。
パドックから本場場へと向かう通路ははなみちと名付けられ、観客が間近にその様子を見る事ができます。
スタンド2階、はなみちの真上にはガラス張りのホースヴィスタがあり、変わったアングルからの眺めを楽しめます。
指定席はペアシートとなっていますが、席の間とテーブルの真ん中には仕切りがあり、プライベート感を高めています。各席のテーブルにはコンセントとカップホルダー、マークカードホルダーが備わり、A指定席、B指定席に設備の差はありません。
ライブシートと名付けられた一般観覧席。カラフルな椅子が並びます。
スタンド4コーナー寄りには事前予約制のグループシートがあります。手前と一番奥がペア席、真ん中が4人席です。応募方法は開催前にJRAウェブサイトで案内されるようなので、利用希望の際はサイト内JRAニュースをこまめにチェックしましょう。
芝コースのゴール板は操舵輪を模したものでしょうか。
ダートコースのさらに内側には、調教用のウッドチップコースがあります。スタンドは改装前のもの。
画像は改装前のものですが、改装後も内馬場には子供用の遊具があります。
ターフビジョンの隣に設置されていた着順掲示板は撤去されていました。
スタンドからは函館山を望むことができます。
函館空港が近くにあるため、着陸していく飛行機が結構頻繁に競馬場の上空を過ぎていきます。
Copyright (C) pakapaka_go. All Rights Reserved.