エプソム競馬場旅行記 page7

 第5レースはVodafone Ladies Dayのメインレース、イギリスオークス(The Vodafone Oaks 3歳牝G1・芝12f)です。コロネーションCの馬が丘を駆け上がっていく様子を目の当たりにして、「やっぱりスタミナが重要やろ」と思った私は、わかりやすいステイヤータイプの種牡馬を父に持つ馬を中心に馬券を購入してみました。

 三連単1・2着2頭指定、相手5頭の10点で勝負。さて、結果はいかに。。。

オークス馬券

 3番ダルヴィナ(Dalvina)はペリエ鞍上、7番ケイヤー(Kayah)はカヤージ産駒ということで選択。3着指定の5頭のうち、3頭がサドラーズウェルズ産駒です。来たらめちゃくちゃつきます(笑)。


オークスレース前

 直線側に戻ってくると、ラチ沿いにはそこそこ混雑していました。2ハロン棒の辺りで空きを見つけたので、ここで観戦することに。


オークス本馬場入場

 いよいよ出走馬の本馬場入場が始まりました。各馬が続々と入場してきます。


オークス返し馬

 エプソム競馬場は周回コースではないので、日本で見られるように、各馬が思い思いの方向に散っていくこともなく、コース通りに逆走してスタート地点へと向かっていきます。


パッセージオブタイム

 11番のパッセージオブタイム(Passage of Time)。2歳時の前年、クリテリウムドサンクルー(仏G1)を勝ち、前走のミューシドラS(英G3)1着を経てここに出走してきたこの馬が1番人気でした。


大型ビジョン

 内馬場には、このような大型ビジョンがいくつか設置されていました。ファンファーレが演奏され、いよいよオークスの発走です。


向こう流し

 スタートして丘を駆け上がっていった馬群が、遠くの方に見えました。ここからはどんどんと下っていきます。


オークス直線

 横に大きく広がり、最後の直線の攻防が繰り広げられます。とはいっても、ここからゴールまでは、まだ400m以上残っています。


ライトシフト先頭

 歓声の中、目の前を先頭で通過していったのは、8番のライトシフト(Light Shift)。このまま押し切りを図ります。


ゴールへ

 ゴールまでさらに攻防が続いていきました。しかし、大型ビジョンを見てもダルヴィナやケイヤーが上位争いに絡んでくる気配はなく。。。(11着と9着) 結局ライトシフトが押し切ってオークス馬に輝きました。1番人気パッセージオブタイムは8着。

 2着には人気薄のピーピングフォーン(Peeping Fawn)が入り、キングマンボ産駒とデインヒル産駒のワン・ツーという結果に。重い血重視だった私は、あえなく沈没いたしました。


5ハロン棒

 オークスが終了した後、ザ・ヒル(The Hill)の方へと行ってみることにしました。ゴールまで残り5ハロンの標識。下りもものすごい傾斜であることを実感します。


広大な競馬場

 ゴールの方向を見てみると、その広大さを改めて感じられました。この風景も、翌日には賑やかで違った感じに変化します。この日はこれで競馬場を後にしました。


 帰りのタッテナムコーナー駅からロンドンへと向かう列車は、チャリングクロス駅の二つ手前になるロンドンブリッジ(London Bridge)駅行きでした。ロンドンブリッジ駅も大きなターミナル駅で、そこから地下鉄を乗り継いでホテルへと戻りました。

 夜はイングランド対ブラジルのサッカー親善試合の中継を観つつ、ダービーの予想をした後、翌日に備えて床に就きました。明日はいよいよダービーです。

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