2008 ダブルファイナル参戦記 page8
レース終了後しばらくして、別の場所で観戦していたらしいY氏が自席に戻って来ました。そして開口一番、「後ろから行って差せるワケないやろーが!!」。どうやら、買い目が管理人とほぼ被っていたようで、その後ひとしきり(ここでは書けないような言葉で)フリオーソの鞍上を罵る関西人2人。恐らく、端から見てると非常に見苦しかったことでしょう(苦笑)
どうやらフリオーソは出負けしてしまったようですが、きっちりと逃げた上で結果として捕まってしまうのと(上がりを見る限り、マイペースで逃げていても、上位2頭に捕まらなかった可能性はかなり低いだろうとは思います)今回みたいなパターンとでは、馬券を買っている者のスッキリ感が全く違ってしまいます。08年最後の大一番は、個人的にやや後味の悪い結果となりました。
レースの方は当然ながらあっさりと確定しました。それにしても、スローな流れだったとは言え、レースの上がり3fは驚異の35秒4。ハイレベルなメンバーで行なわれた東京大賞典は、ハイレベルな決着となりました。
東京大賞典の払戻。配当が低いということは、それだけ的中した人も多いということにつながるかとは思いますが、管理人にはこんなオッズの三連単は買えません。
1コーナー手前で口取りの記念撮影が行なわれる中、賞典台にはゲストの浜口親子が登場し、親父さんが何かをがなり立てておられました。
気分がすさみ気味の管理人にとってこのパフォーマンスはいささかヘビーで、正直「やかましいんじゃ、ボケ!元気があり過ぎて困ったヒトだなあ」などと思ってしまいました。もし、またゲストで呼ぶことがあるならば、彼のマイクのボリュームはもう少し絞るべきではないかな、とTCKにはお伝えしたいところです。
気を取り直して11レース。大賞典時には若干明るさも残っていましたが、この頃になるとすっかり日も暮れ、場内はトゥインクルの雰囲気に包まれます。大賞典終了後、競馬場を後にした観客も多かったようで、指定席も大分空席が目立つようになりました。
- 11レース 7番の単勝→10着
11レース終了後、賞典台では大井競馬場所属騎手による年末挨拶がありました。代表で吉井竜一騎手会長が挨拶の言葉を述べます。
レース終了後すぐに無料バスに乗り込むために、最終レースを前に指定席を後にし下に下りてきました。場内はいたるところがイルミネーションで装飾されており、華やかさを演出しています。
いよいよ迎えた最終レース。ここまで全敗だったので、何とか一矢報いたいところでしたが、、、
- 12レース 2番の単勝に2-14の馬連・ワイド→14番1着、2番8着
レースの結末を見届けたのと同時にバス乗り場へと急ぎ、JR大森駅前行きの無料バスに乗り込みます。大森からは京浜東北線の北行に乗り、品川駅で(この日も品川に宿泊し、翌日も東京シンデレラマイルに参戦する)Y氏とお別れ。時間的にはまだ早かったのですが、かなり疲れていたので今宵の宿へと寄り道することもなく向かいます。
翌日の午前中、赤羽に寄る用事があったので、この日の宿は東京の北部や埼玉辺りで探してみた結果、草加市の谷塚にある「Day&Stay HOTEL ドーミーイン谷塚」のシングル1泊4,000円プランを発見したので予約しておきました。谷塚駅前のスーパーでパック寿司を購入し、チェックインします。
関西人の管理人にとって、草加と言われると「草加せんべい」しか思いつかず、都心からは相当離れた田舎なのかな、という印象があったのですが、実は都と県境を接する非常に便利な場所なんですね。このホテルは駅近で部屋も結構広く、流しに電気コンロまで備えた、ワンルームマンションのような構造となっていました(いざと言う時には簡単に転用できるようにしているのでしょう)。
前日のアルコールは流石にもう抜けていましたが、夕食を済ませてしばらくすると眠ってしまっていました。翌朝8時までの爆睡で体もスッキリです。
12月30日:4日目-帰途に
午前中に赤羽に寄り、後は大阪へと帰るだけとなりました。18きっぷを使用し、東海道をのんびりと西へと向かいます。
東京駅 | 13:33発 | JR東・快速アクティー 熱海行 |
熱海駅 | 15:07着 | |
15:16発 | JR東海・普通 沼津行 | |
三島駅 | 15:30着 | |
15:37発 | JR東海・普通 浜松行 | |
浜松駅 | 18:02着 | |
19:37発 | JR東海・新快速 大垣行 | |
大垣駅 | 21:31着 | |
21:35発 | JR東海・普通 米原行 | |
米原駅 | 22:12着 | |
22:17発 | JR西・新快速 大阪行 | |
大阪駅 | 23:38着 |
東京を離れ、大阪への長い旅が始まります。熱海までは追加料金を払い、グリーン車に乗車。熱海の手前辺りでは美しい景色を楽しむことが出来ました。
途中浜松で休憩を取り、行きに買うことの出来なかったうなぎの弁当を駅地下の食料品売り場で購入。ラストスパートに入ります。
浜松からは新快速で一気に大垣へ。大垣から乗り込んだ米原行きの普通列車の車内がガラガラだったので、ここでお弁当を広げ、この旅最後の食事を摂ります。
画像のうなぎ弁当は1,260円とそこそこのお値段でしたが、うなぎはやわらかくて臭みもなく、旅のシメとしても満足の一品でした。
自宅には日付が変わった頃に到着。4日間の行程を無事終えることが出来ました。馬券の方はほぼトントンの収支。上手に買えばかなり儲けることも出来たような気もしますが、その辺りが自分らしいなあ、などと思ってしまいます。
そして何より、9年ぶりに有馬記念を現場で観戦し、東京大賞典共々、年末の大一番独特の雰囲気を味わうことができ、非常に有意義な旅行となりました。また年末の中山を、そして大井を訪れる機会を作ることが出来れば、と思います。