東京競馬場(番外編)

競馬場へのアクセス

 (競馬場への)オーソドックスなアクセス方法としては、京王線、JRを利用する方法が挙げられ、京王線では府中競馬場正門前駅、JRでは南武線・武蔵野線の府中本町駅が最寄り駅となります。府中競馬場正門前駅へは京王新宿駅から約30分、府中本町駅へは各線新宿駅あるいはJR川崎駅から約40分の所要時間となっており、府中競馬場正門前駅からは正門へ、府中本町駅からは西門へ、それぞれ屋根付きの専用歩道橋が設けられています。

 フジビュースタンド3階の馬主受付では、管理人のような庶民でも縁があれば、馬主の招待した客という形で馬主席章あるいは馬主通行章をいただくことができます。受付を済ませ、エレベーターで7階に上がると、7階馬主席エリアに到着します。

所在地 東京都府中市日吉町1-1
最寄交通機関
  • 京王線府中競馬場正門前駅より徒歩約5分
  • JR府中本町駅より徒歩約10分

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場内・席情報

 7階馬主席は屋外席となっており、こちらに並ぶ席の付帯設備は、5・6階指定席とほぼ同様のものと思われ、ペア席のテーブルにモニターが1つ備わり、足元にはパソコン用のコンセントが2口用意されています。屋外席だけに観衆の熱気をダイレクトに感じることができ、とりわけGⅠレースのファンファーレ時に下界、もとい下方から沸きあがってくる大歓声には、感動すら覚えます(おそらく指定席エリアでも同様と思われますので、大レース時のA・B・C指定席はオススメです)。一説には、フジビュースタンドがガラス張りにならなかったのは、馬主サイドからの強い要望があったため、といった話がありますが、その真偽はともかく、屋外席を継続して欲しいという声が上がっていたとしても納得です(旧スタンドも屋外席スタイル)。

 馬主席エリアをゴール方向へ向かうと出走馬主用のロビーとなっており、出走馬主章を着けていなければ入ることができないエリアとなっています(以前は着けずに進入(?)することへの注意も特にはありませんでした)。ロビーや特別室等が連なるエリアを抜けていくと、ラウンジエリアに到着します。

 フジビュースタンド7階のラウンジエリアには、さながらホテルのロビーのような風景が広がります。ラウンジ内にはモニターやソファが設置され、レースの観戦は屋外のテラスで行うスタイルとなっています。パークウインズ時にこのエリアへの招待が行われたり、隣のゲストルームを利用できる観戦ツアーが販売される事等があるようなので、そういった機会を利用して雰囲気を味わってみるのもいいかもしれません。

 7階馬主エリアからは、エレベーターを利用して地下馬道へと向かうことができます。地下馬道へのドアを開けると、ダイレクトに馬道に出る構造になっており、特にレース終了後にはドアを開けた途端、目の前を引き上げてきた馬が小走りに過ぎ去っていく場面に出くわすことがあるので、注意が必要です。地下馬道からパドックへと向かっていくと、パドックの中へと入ることもできてしまうのが、地下馬道へとすんなり向かうことができることと共に、東京競馬場の特徴と言えます。

7階ラウンジ

フジビュースタンド7階ラウンジの様子。ソファやテーブル、モニターが設置され、投票窓口・投票機も十分な数が用意されているので、ゆったりじっくりと馬券の検討ができます。


席種 価格 備考
7階馬主席   フジビュースタンド7階。付帯設備はA指定席等と同様のものと思われます。
7階ラウンジ   フジビュースタンド7階。ゴール板を過ぎた辺りから1コーナーよりのエリア。席は屋内のロビー、観戦は屋外のテラスで行うスタイルとなっています。

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関連動画

 ヘボ動画ですが、06年ダービー時に撮影した動画を2本ほど。

 ファンファーレ時の動画は、当時馬主エリアだった7階ラウンジ(現在はゲスト用エリア?07年以降はこちらには入っていないので、詳しいことは分かりません)のテラスから撮影したものです。通常のレース時ではそんなことはないのですが、ダービーのようなビッグレースになると、沸きあがってくる歓声が鳥肌モノな一方、ファンファーレはおろか実況もあまりハッキリとは聞き取れず、当時はターフビジョンが置き換え前で小さかったこともあって、レースの状況が把握しにくいエリアだったというのが正直な感想だったりもします。現在はターフビジョンが超大型になっていますので状況は変化しているかもしれませんが、もしこちらで観戦する機会に恵まれた際には、双眼鏡の類を持参されると便利かも。

 もう1本の動画は、検量室前でレース後に引き上げてくる各馬を撮影したもの。悔しそうに首を傾げるアドマイヤメインの柴田善臣騎手やフサイチジャンクの鞍上・岩田康成騎手の半ば茫然とした(ように見える)表情、そしてメイショウサムソンと石橋守騎手が祝福の声・拍手に包まれるシーンが特に印象的でした。

2006 日本ダービー ファンファーレ

2006 日本ダービー ファンファーレ

2006 日本ダービー 引き上げてくる各馬

2006 日本ダービー 引き上げてくる各馬


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雑感

 というわけで、東京競馬場の番外編です。先述の通り、比較的すんなりと色々な所に入ることができるのが、東京競馬場の特徴です。管理人はダービーデーを中心に何度か入れていただいているのですが、普段なかなか見ることのできない世界を垣間見させていただいていることは、ありがたいこととしか言いようがありません。いつか自力で、このエリアに入ることができるような身分になる事は、私だけではなく、多くの競馬ファンの夢ではないかと思います。

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東京競馬場 最終探訪日:15.5.31 ページ更新日:15.7.18


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