川崎競馬場
競馬場へのアクセス
開催日には、JR川崎駅前のバスターミナルより無料送迎バスが運行されます。相当数の運行がありますので、特に時間など調べなくても、それほど待たずに乗ることが出来るかと思われます。ただ、川崎の地下街は若干複雑なように感じられるので(バス乗り場がたくさんあり、それらへの出口もたくさんある)、出口や乗り場の番号をきっちりと調べておいた方が良いかと思います(川崎駅地下街26番出口 21番乗り場)。バスは出発すると、10分ほどで競馬場に到着します。ちなみに、JR川崎駅改札~第2入場門間は歩いても20分程度の距離です。
また、川崎まで京浜急行で来られる方は、そのまま京急大師線に乗り換えて一駅の港町まで向かうと、駅を出て第1入場門までは歩いて3分ほどの距離となっています。南関東他場場外発売時やウインズ川崎営業時には無料バスの運行がありませんので、こちらのアクセス方法が便利です。
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目5番1号 |
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最寄交通機関 |
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場内・席情報
入場門はコインゲート式になっており、100円玉を投入して入場します。大井競馬場と同じく、春から秋にかけてはナイター開催が行なわれ、「スパーキングナイター」と銘打たれています。場内の雰囲気も、大井ほどハデではないにしても活気ある感じです。
有料席も数種類存在します。ゴール寄りの1号スタンドには特別観覧席B(1,500円)と定員制のボックス席、2号スタンドには特別観覧席A(2,000円)と指定席(500円※現在発売されていません)があり、指定席以外はソフトドリンク無料のサービスがあります。管理人は、特観席Bと指定席を利用したことがありますが、特観席Bは長テーブルにたくさんの椅子が並んでいるタイプ。椅子と後ろの壁にスペースがあるので、出入りに気を遣うことはありません。指定席は、ただ椅子が指定されるだけで、テーブルなどの付帯設備はありません。(追記:現在、2号スタンド3階指定席は発売されていません。)
あと、スタンドは南向きで日当たり良好の為、ガラス張りの指定席エリアでは、冬場でも晴天の日中には暑く眩しく感じられました(川崎記念観戦時の経験)。出来るだけ直射日光を避けるように、後列側を指定した方が良いのかもしれません。
09年6月15日より、従来の「キングビジョン」と隣の旧大型ビジョンとを合わせて改装した「川崎ドリームビジョン」の運用が開始されました。キングビジョンもその名に恥じない程大きなものでしたが、今回は世界最大級の大型映像装置ということで、とんでもなく大きなものとなっています。今後は、これを活かした映像の提供がどんどんとなされていく事が期待されます。
特別観覧席Bの様子。ご覧のように椅子後部が通路となっているので、出入りがしやすくなっています。JRAウインズ営業時はこちらのエリアが有料指定席(1,000円)となっており、開催時同様ソフトドリンクの無料サービスを利用できます。
席種 | 価格 (入場料別) |
備考 |
特別観覧席A | 2,000円 | 2号スタンド4階、ペア席でソフトドリンクサービスあり。 |
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特別観覧席B | 1,500円 | 1号スタンド4階、ゴール前付近を中心としたエリア。長テーブルに椅子が並ぶタイプで、ソフトドリンクサービスあり。 |
ボックス席 | 3人用:3,000円 4人用:4,000円 6人用:6,000円 |
パーテーションで区切られた簡易個室で、定員まで利用可能。ソフトドリンクサービスあり。 |
指定席 | 500円 | 2号スタンド3階。空調完備の席が確保できる事のみのサービス。 (現在発売されていません) |
一般席 | スタンドには屋内・屋外観覧席が用意されています。 |
ギャラリー
川崎ドリームビジョン
東京競馬場のマルチ画面ターフビジョンを抜き、運用開始当時世界最大の大きさを誇っていました(ドバイの新競馬場の大型ビジョンが川崎より18㎡程大きいようです)。その大きさを活かし、レース中には複数のアングルからの映像が放映されるほか、レース前のコース紹介動画も独自のものとなっています(カツマルくんが飛んでいきません)。
パドックビジョン
パドックには従来からのものに加え、新たに大型ビジョンが増設されました。ウインズ川崎営業時はそれぞれレース放映、オッズ表示が行われています。ちなみに従来のビジョン(およびドリームビジョン)は地元富士通製ですが、新設のビジョンは三菱製。
食べ物・グルメ情報
川崎競馬場で一番の名物といえば、2号スタンド2階の「みよし」のタンメンだそうです。野菜たっぷりでヘルシーさを感じさせるタンメン(600円)は、酢、コショウやおろしニンニク、特製ラー油をお好みで加えていただきます。
また、管理人のおススメとして、パドック横の売店で売っているやきそば(400円)を挙げたいと思います。特徴としては、まずなんと言ってもその盛り具合。これでもか、とでも言わんばかりに盛ってくれてボリューム満点です。また、干しエビのトッピングもアクセントになっています。かなりピリ辛な味付けになっているので、辛いものが苦手な方にはつらいかもしれませんが、ビールが飲みたくなって仕方のない1品です。
今川焼
3号スタンドの売店で販売されている今川焼(120円)は。あんこたっぷりで甘い物好きの方にオススメです。
特観席のフリードリンクの緑茶ですが、自販機には200円の表示があります。果たして本当に200円で購入する人がいるのでしょうか?
雑感
地方競馬場では、大井競馬場に次ぐ入場者数と売り上げを誇る川崎競馬場です。現場に行ってみて感じるのが、向正面の近さです。実際、大型ビジョンは内馬場ではなくバックストレッチの向こう側に聳え立ちます。それだけコーナーは小回りで急なものになっており、器用に回って来られる馬を探すのも、馬券攻略には重要となってくるでしょう。
3つあったスタンドの内、3号スタンドが取り壊され、跡地には商業施設が建設される予定のようです。競馬観戦が可能な施設の有無等、どのような形態になるのかが興味深いところです。
川崎競馬場 | |
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主催者 | 神奈川県川崎競馬組合 |
公式ウェブサイト | http://www.kawasaki-keiba.jp/ |
川崎競馬場 最終探訪日:14.5.31 ページ更新日:14.7.26